画像診断装置・放射線治療装置紹介

ラジオアイソトープ(核医学検査)装置

(デジタルガンマカメラ) NM830 (GE) 【2検出器】

核医学検査とは

放射性同位元素と呼ばれる放射線を出す物質を含んだ薬品(放射性医薬品)を注射し、その薬から出る放射線を専用のカメラで撮像する検査です。投与後は、装置のベッドに寝ていただき検査を行います。検査時間は多くの場合30分以上かかりますが、息止めなどしていただくことはありません。 
この検査は臓器の形態や位置などで診断するほかのX線検査とは異なり、薬の動きで診断し、主に臓器の機能を評価します。疾患によって薬の種類を変えることで、対象となる部位の血流・代謝・集積などが調べられます。

検査方法

ほとんどの検査は必要な放射性医薬品を静脈より注射しますが、検査によってはカプセル等を飲んでいただく場合もあります。 注射後は、目的の臓器に医薬品が集まるまで数十分~数時間お待ちいただきます。検査によっては、1~3日後に再度来院していただき検査をする場合もあります。 検査前、食事制限や下剤の利用など前処置が必要となる検査があります。 検査は装置のベッドに寝ていただき行います。体の近くを専用のカメラがゆっくり動いて検査をしていきます。 検査後、特別な制限はありませんが、水分を普段より多めに摂り尿と一緒に医薬品を体からなるべく早く排泄するようにしてください。

※RI室からのお願い
核医学検査では、患者さん一人一人に対し非常に高価で有効期限の短い医薬品を使います。 キャンセルされる場合は必ず早めにご連絡ください。
(TEL 059-382-1311)

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