特徴

麻酔科の仕事をとおして、麻酔科をご紹介します。

▶ 手術の際の麻酔業務

手術を受ける患者さんは、手術が決まった時点から不安な気持ちをもたれることが多いと思います。その不安のうち大きな割合を占めるのは、おそらく手術中はもちろん、特に手術後の痛みのことではないでしょうか?
完全に痛みがないということが術前から保証されていれば、かなり不安も少なくなるのではないでしょうか?
胸部から足までの手術であれば、硬膜外麻酔というものを併用することにより、完全に痛みを取ることはできませんが、かなり少なくすることも可能です。末梢神経ブロックというものを用いて、痛みに関わる神経をコントロールすることもできます。
また、手術中は心電図、血圧、体内の酸素の量、呼吸の状態、体温、尿量 などいろいろなモニターを駆使して患者さんの状態を把握し、危険な兆候があれば未然に対処するように努めています。
このような手術室内の仕事についてはあまり知られてないことだと思いますが、我々麻酔科医の仕事は、安全安楽に手術の前から、手術中、手術後を乗り切ってもらうということなのです。

 

▶ 救急集中治療

もともと麻酔というものは、患者さんの呼吸状態、血圧などを維持して異常にならないようにすることから発展してきました。そうすると、重症の救急患者さんや集中治療の必要な患者さんの治療を担当するということは自然の流れです。
ここでも、基本的な考え方は、患者さんの安全安楽を目指すということです。

 

 

 

医師紹介

患者さんへのメッセージ

安全な麻酔を目指して精一杯頑張ります。

経歴

三重大学
平成24年卒

専門

麻酔科

専門医など

日本麻酔科学会 麻酔科認定医
麻酔科標榜医
臨床研修指導医
三重大学医学部臨床講師

 

診療実績

年間実施件数

麻酔科管理症例(全身麻酔)

2022年

2023年

2024年

外科 504 495 550
呼吸器外科 148 153 177
整形外科 32 53 162
脳神経外科 156 150 163
泌尿器科 22 28 16
産婦人科 3 1 0
眼科 10 14 22
耳鼻咽喉科 97 90 108
腎臓内科 2 2 2
呼吸器内科 1 1 3
神経内科 2 1 1
消化器内科 2 3 3
循環器内科 3 2 50
血液内科 1 0 0
合計 983 993 1257

 

 

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