画像診断装置・放射線治療装置紹介
一般撮影装置
Digital Diagnost (PHILIPS) | |
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RAD speed (SHIMADZU) | MRAD-A50s (CANON) |
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検像システム (PSP)

- 放射線部において一般撮影(検査)とは、俗に言うX線(レントゲン)写真を撮影する検査のことです。 それに対し、X線を用いた特殊検査とは、乳房撮影検査・透視検査・CT検査・血管撮影検査・骨塩定量検査 などがあります。また、RI(放射性同位元素)からでるγ線を用いるRI検査(核医学検査)や、磁場と電波 を用いて画像を得るMRI検査もあります。
- X線には、人体(物質)を透過(通過)する性質があります。透過する割合は、組織やその厚さにより異なり、空気やガスは透過しやすく、 続いて脂肪・筋肉・臓器・骨の順に透過しにくくなっています。この透過する割合をコントラストとして 画像にするのが一般撮影です。 一般撮影では、胸部や腹部・骨・関節等の撮影がよく行われます。
胸 部:肺の状態や腫瘤・心臓の大きさや形・胸部大動脈・胸部の骨や軟部組織等の観察
腹 部:消化管のガスの状態や太さ・胆嚢や腎臓尿管の結石・臓器や筋肉その他軟部組織の大きさやコントラスト・腹水の有無等の観察
骨関節:骨や関節の形や状態・骨折の有無・筋肉や軟部組織等の観察や計測
- 当病院では2002年2月よりFPD診断装置を導入し、一般撮影画像をデジタル化しました。 また、2009年11月にはデジタル画像サーバーやビューア(画像観察装置)を導入し、診察室や病棟との オンライン化により、フィルムを使用しないモニター診断システムを構築しました。
- デジタルX線写真は、コンピュータによる画像処理により、軟部から骨部まで画質が均一で安定した鮮明な画像が得られ、画像は診察室のビューア上でコントラストや濃度・拡大率等を変えることも可能なため、豊富な診断情報が得られます。また、デジタル情報である画像情報は劣化することなくコンピュータに保存を行っています。
- 妊娠している場合やその可能性がある場合は、検査前に申し出て下さい。
- X線検査における障害陰影(診断の邪魔になる影)となるものには、アクセサリー類や湿布・エレキバン・カイロ・下着の金具・ファスナー・ボタン・厚手の服・厚手のプリントのある服等があります。
- 撮影部位によって支障のある場合は、衣類を脱いで頂たり検査着に着替えてもらう場合があります。
ご協力、よろしくお願いします。