放射線部

MRI(磁気共鳴画像装置)

Ingenia 3.0T  (フィリップス) Achieve 1.5T  (フィリップス)

* MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、磁気と電波を利用して断面画像を得る装置です。撮影の時は、狭いトンネルの中に入って大きな音の中で検査します。 しかし、いつもスタッフが見ていますので心配しないで検査を受けてください。


* MRI検査は予約検査ですので、急に都合が悪くなった場合はすぐにご連絡下さい。   (病院TEL:059-382-1311)


* 食事は特に説明がない限り、普通に食べてきて頂いて結構です。


* 撮影室には下記の物は持ち込めませんのでご注意ください。

  • キャッシュカード、テレホンカード、診察券などの磁気カード類

  • ヘアピン、装身具、鍵などの金属類すべて

  • 時計、計算機、補聴器、携帯電話などの電子機器のすべて

尚、更衣室にはダイヤルロック式ロッカーをご用意させていただいております。 入れ歯、エレキバン、ホッカイロ、カラーコンタクトレンズなどはすべて外してください。(コンタクトレンズのケースは持参して下さい)


* 体内に心臓ペースメーカー、埋込み型徐細動器、神経刺激装置、人工内耳、クリップ、人工関節、入れ墨など金属類がある場合は事前にお申し出ください。(電子機器類を装着している方は検査できません)


* 妊娠中の方、閉所恐怖症などで狭いところが駄目な方は検査前に申し出てください。


* 検査前にトイレは済ませてください。(MRI検査室にも トイレはあります)


* 化粧品の中に金属を含んでいるものがありますので、化粧は落としておいてください。


* ぬり薬などもできるだけ塗らないでください。


* 鉄工関係の職業の方は鉄粉が付着することがありますので、検査前日に入浴・洗髪をお願い致します。

  • その他、ご不明な点は担当医師・技師におたずねください。

 

* MRI検査は磁場を使って体内の診断を行うもので、検査目的によってはMRI用の造影剤の静脈内への投与が必要になる場合があります。造影剤は、病気を検出したり、病気の性質をより詳しく診断したりするために使われます。造影剤を使わなくても検査はできますが、病気や検査部位によっては、より正確な診断を行うために造影剤が必要です。造影剤の種類にはガドリニウム造影剤、肝臓撮影の鉄系造影剤(リゾビスト)およびプリモビスト、 MRCP時使用の経口鉄造影剤(フェリセルツ)があります。基本的には安全な薬剤とされていますが、稀に副作用が生じることが知られています。
  • 造影剤を注入すると体が熱く感じることがありますが、すぐに治りますので心配はありません。
  • 勢いよく造影剤を注入するために、血管外に造影剤が漏れることがあります。漏れた部位が腫れて痛みが持続することもあります。普通は自然に吸収されるので心配ありません。漏れた量が非常に多い場合には、別に処置が必要になることもあります。


* 軽い副作用
じんましん・発赤・下痢・吐気・気分不快感・くしゃみ・せきなど(約1000人に1人)が起こります。基本的に治療を要しませんが、投薬や注射をすることもあります。


* 重い副作用
非常に稀ですが、呼吸困難、血圧低下、意識障害など(約2万人に1人)が起こることがあります。このような副作用は入院して治療が必要になることがあります。当院ではこれらの副作用に対して万全の体制を整えて検査を行っています。

  • 現在、副作用の発生を予測する確実な方法はありません。喘息などのアレルギー体質の方、造影剤の副作用を経験した方、心臓病、腎臓病、甲状腺機能亢進症の方、妊娠・授乳中の方については造影剤の使用について慎重に検討いたしますので、必ず担当医にお知らせください。

 

  • 検査前は、特に指示がない場合、通常通りに食事をとってかまいません。
  • 服用中のお薬は、特に指示がない限り通常通り服用してください。
  • 検査を受ける前は、水分制限のない方に限り水分を摂取してください。
  • 検査後は、食事は普通におとりください。普段通りの生活で送ってください。
  • 造影剤は尿として排泄されます。排泄を促進するため、水分を多めにとってください。
帰宅してからも稀に気分が悪くなったり、じん麻疹などの症状がでることがあります。(ほぼ1週間以内) その時は、必ず病院までご連絡下さい。   (病院TEL:059-382-1311)

 

 

 

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