アンギオ

放射線科

血管造影検査

血管造影検査(Angiography)は血管(動脈・静脈)内にカテーテルと呼ばれる細いチューブを挿入し、造影剤を目的の血管へ流すことで、血管の走行や状態を知り病気の診断、治療を行います。
当院では主に心臓カテーテル検査や、血液浄化センターの患者の抹消血管撮影(シャント造影)検査を行っています。


狭心症や心筋梗塞などで冠状動脈(心臓に栄養を送っている血管)の狭くなった部分や、血栓で閉塞した部分をバルーンカテーテル(先端に風船がついたカテーテル)で拡げたり、ステント(網状の金属)を血管内に留置して血行を回復させる「PCI 経皮的冠動脈インターベンション」や透析患者の内シャント血管の狭窄部をバルーンカテーテルで拡げる「PTA 経皮的血管形成術」などの治療も行っています。

機器の更新により2019年3月よりCANON製 Alphenix INFX-8000Vを導入しました。

血管撮影装置における画像の描出は、X線を出力する部分(高電圧発生器やX線管)からモニタに表示するまでの、すべての過程が画質に関与します。CANON製 Alphenixでは画像処理装置を一新し、画像として表現できる幅を表すダイナミックレンジは従来と比較して16倍も拡大し、直接線の影響によって生じていたハレーション(白飛び)は、補償フィルタを入れずとも防ぐことができるようになり、またX線を発生させる際の高電圧装置も改良を加え、1パルスあたりのX線の出力量を変えずに、照射時間を2/3まで短縮することで動きの大きい部分でも残像を低減できるようになりました。
さらに被ばくをコントロールすることができる“Dose Tracking System(DTS)”というアプリケーションを搭載しており、患者3Dモデル上に入射皮膚線量をリアルタイムにカラーマッピングする機能です。このDTSを術中に確認することで術者はリアルタイムに皮膚線量を把握でき、線量低減のコントロールにつながり、長時間の手技の中で入射線量が高くなってしまっている箇所では、ワーキングアングルの変更や、フレームレートを下げるなどして術中の線量コントロールが可能となります。
さまざまな技術を搭載することにより、患者への被ばくを低減するだけでなく、術者やスタッフの被ばくも低減し、血管像やワイヤ等の視認性を向上させ、診断・治療に有用な画像の提供が可能になりました。

 

 

業務内容

当院放射線科では、以下の検査・治療を行っております。



認定資格等

当院放射線科では専門・認定資格を持ったスタッフが検査を行っています