MISSION(ミッション)

チーム医療の一員としての自覚を持ち、地域の患者さまや関連施設から信頼されるよう、良質かつ高度なリハビリテーション医療の提供に努めます。

VISION(ビジョン)

 すべての患者さまの全人的復権を支援するため、「臨床」「研究」の研鑽を積み続け、永続的に地域医療の充実と良質なリハビリテーション医療の提供に尽力します。

スタッフ

技術部長 辻 聡浩
理学療法士 13名
作業療法士 8名
言語療法士 4名
公認心理士 1名
歯科衛生士 1名

リハビリテーション科の特徴

 当院は地域医療支援病院の認定を受けており、二次救急医療機関でもあります。そのため、リハビリテーション科は脳血管疾患、心血管疾患、転倒による外傷等、多様な疾病やケガの患者さまに対応できるように体制を整えています。施設基準は心大血管リハビリテーション(Ⅰ)、脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)、運動器リハビリテーション(Ⅰ)、呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)を取得しており、他にがんのリハビリテーション、摂食機能療法も行っています。
 リハビリテーション科は、発症または受傷直後(いわゆる急性期)の段階から各診療科と連携をとって、疾病や機能障害の改善を目的とした治療やトレーニングを行い、患者さまの社会復帰に向けた支援を行います。また、後遺障害が予想される場合は、残存機能を生かした動作の練習、自助具の提案、ご家族への動作介助指導、コミュニケーションの代替法練習なども行います。その一方、機能回復に相当な時間を要すると判断される場合は、より集中的なリハビリテーションを受けて頂けるよう連携施設での回復期リハビリテーションへの移行を調整させていただくこともあります。私たちリハビリテーション科は、患者さまとともに早期社会復帰を目指します。そして、患者さまのQOL(生活の質)の向上を共通の目標とします。
 スタッフは理学療法士13人、作業療法士8人、言語聴覚士4人、歯科衛生士 1名、公認心理師1名が在籍し、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・社会福祉士などと多職種でチーム医療を展開しています。また地域リハビリテーションとして、患者さまの在宅療養を支援する訪問リハビリテーションも行っています。歯科衛生士は様々な専門チームの一員として活動し、主に口腔内観察とケアを中心に行いつつ、必要時には地域の歯科医院との連携をとり歯科往診の調整を行います。公認心理師は緩和ケアチームへの参加、個別相談などで患者さまに寄り添い “心の安定” を支援しています。
 また、博学篤志をスローガンとした生涯学習に努め、多くのスタッフが専門理学療法士、認定理学療法士、専門作業療法士、認定作業療法士、心臓リハビリテーション指導士、呼吸療法認定士、がんのリハビリテーション研修修了等、数々の認定資格を有しています。今後も知識・技術の習得に邁進しながら医療の発展に貢献し、患者さまへ良質なリハビリテーションを提供していきます。

 

理学療法部門

寝返り、起き上がり、起立、歩行といった基本的動作能力のトレーニングを行います。他にも運動療法として関節可動域訓練や筋力強化訓練、息切れに対する呼吸リハビリ、再発予防のための包括的な心臓リハビリなどを実施します。

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作業療法部門

食事動作、整容動作、トイレ動作、更衣動作、入浴動作などの日常生活動作や家事等の応用動作のトレーニングを行います。時には効率的な動作方法や自助具の提案も行います。また、“作業” を通じて精神的自立を目指した治療を行うこともあります。上肢障害に対しては徒手療法、装具療法、電気刺激療法などの専門的な治療を組み合わせて行います。

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言語聴覚部門

失語症や構音障害に対して個別治療を行います。また、専門検査を用いた高次脳機能評価と治療も行っています。摂食嚥下サポートチームの一員として嚥下機能検査や食形態の選択にも関わっています。

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公認心理師

 気持ちのつらさなどに対して、心のサポートをお手伝いさせていただきます。カウンセリングや心理検査を通して、その人に合った対応を検討させていただきます。また緩和ケアチームや心不全支援チームの一員としても活動しています。

歯科衛生士

 患者さまの口腔内環境の確認・保清についてお手伝いさせていただきます。必要に応じて歯科医師会と連携し、速やかに歯科受診ができるよう調整も行います。また、摂食嚥下サポートチーム、栄養サポ-トチ-ム、呼吸ケアサポートチームの一員としても活動しています。

 

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