初期研修の1年

4月 オリエンテーション ①

 

 

2009年より入職時、約2週間のプログラムを用意。
「学生から社会人へ、意識を切り替えてもらう」
「社会人として必要最低限の所作を学ぶ」
「患者さんとのコミュニケーション技術を学ぶ」
「患者の全体像を学ぶ」  
「他職種との連携の大切さを学ぶ」
上記を目標としてプログラムを組んでいます。

 

 

4月 オリエンテーション ②

病棟での実技実習のほか、各部署からの講義(医療安全 管理、院内感染対策等)、護身術、防災訓練、入院体験、 BLSなど全職員と一緒に受けます。

 

4月 オリエンテーション ③

2009年より三重県厚生連として、当院、いなべ総合病院、鈴鹿中央総合病院の初期研修医全員が、神奈川県秦野にあるテルモメディカルプラネックスに集います。救急の実技を中心に一泊二日で各病院の指導医から熱い指導を受けます。当然、夜には盛大な宴会もあります。

 

5月 医局ウェルカムパーティ

オリエンテーションの一環として、指導医と研修医との交流を図るため、 毎年5月の医局会では、ホテルからのケータリングによる初期研修医の ためのウエルカムパーティーを開催しています

 

6月 三重県厚生連説明会

毎年、三重県厚生連として、当院、いなべ総合病院、鈴鹿中央総合病院の三病院合同で津市で臨床研修説明会を開催しています。
研修医には会に参加して、後輩の勧誘を手伝ってもらっています。
久しぶりの後輩との再会・・・ってこともあります。

 

7月 緩和ケア研修会

当院は、地域がん診療拠点病院で、松阪地区はもちろん、南勢志摩 医療圏・東紀州医療圏からも多くのがん患者さんが来院します。
研修後、どの科に進んでもがん患者さんとの関わりがますます重要になると考え、研修医全員に緩和ケア研修会を受講してもらっています。
院内で開催される研修会は優先的に受講することができます。

 

8月 暑気払い

日頃の疲れを癒すため、毎年お盆頃に温泉旅館に一泊して暑気払いを 行っています。
美人の湯で誉れ高い榊原温泉の湯元榊原館にて、初期研修医、後期研修医、院長はじめ多くの指導医が参加し、交流を深めつつ、楽しんでいます。

 

8月 三重県厚生連 研修医症例発表会

JA三重本部にて、三重県厚生連の各病院で研修している研修医が 再び一堂に会して研修を行います。
その後は毎年恒例のビアガーデンで打ち上げです。

 

 

 

10月 厚生連病院研修医全国大会

2010年に始まった厚生連独自の研修会です。 全国の厚生連が共同して、研修医の育成を行う目的で始まり、毎年秋に開催されています。
開催地は毎年異なり、岐阜・横浜・旭川など 全国の厚生連がある地域で行われます。
ゲーム感覚の症例問題や実技、講習を行います。

 

 

 

 

 

番外編

大きな声では言えませんが・・・ 実は院内行事(交流、遊び、食事会)多いです。

 

 

11月 MMC Adbanced OSCE

三重大学で毎年行われているMMC主催のOSCE大会に、二年生全員参加して、当院での研修成果を腕試ししてもらいます。
例年、優秀な成績を収めて、素敵なご褒美を獲得しています。

 

 

12月 病院大忘年会

毎年恒例、病院大忘年会では研修医が趣向を凝らしたいろいろな隠し芸を披露しています。

 

 

1月 スキー、温泉ツアー

三田名誉院長主催のスキーツアー(白馬、温泉だけの人もいます)
毎年多くの研修医が参加しています

 

 

1月 基本的臨床能力評価試験

 当院では、日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)主催の「基本的臨床能力評価試験」を1年目、2年目の全研修医が受験しています。
 この試験は、研修医を対象とした“In-Training Exam”です。 自らの客観的な臨床能力の実力を知ることにより、今後の研修や力を入れるべき分野・領域を把握し、総合的な臨床能力を身につけてもらうため、2013年より導入しています。

 

 

2月 学会発表

 毎年2月に開催される日本内科学会の東海地方会で、1年目の研修医全員と内科系に進む2年目研修医に症例発表をしてもらっています。
他にも、各科をローテート研修している間に適宜発表してもらっています。
 研修医の中には指導医の下、当院での2年の研修期間で5回発表し、症例報告を英語2編、日本語3編執筆した猛者もいます。

 

3月 臨床研修修了式

 多職種で研修を終了した2年生を祝います。院長から研修医へ一人一人研修修了書の授与をおこないます。 また、ベスト・レジデントの発表・表彰を行います。