院長あいさつ

 当院は三重県北勢部の四日市市に隣接し、観光拠点である湯の山温泉と、鈴鹿山脈の主峰 御在所岳がある人口4万人の菰野町にあります。菰野町の地域医療を担う基幹病院として機能特化を図り、急性期医療(急性期・救急・専門医療)から慢性期医療(療養・回復期医療)、健診、在宅・福祉部門まで幅広い地域医療ニーズに包括的に応えていくことを基本方針として歩んできました。機能特化では、特に高齢化に伴って増加する疾病の診療部門の充実を目指し、泌尿器科、脳神経外科、皮膚科の開設、眼科の設備整備や医師の増員、内科においても臓器別診療ができる医師をそろえ、中でも循環器部門の充実を図ってきました。急性期部門においては病床規模およびスタッフ数から完結的に対応出来ない部門もありますが、当院の方針として、急性期疾患の中でも一刻を争う疾患(初期対応によって予後が著しく変わる疾患)、例えば急性心筋梗塞や脳卒中に対して、迅速に診断・治療ができるよう体制を整備しました。外科においてもがん治療だけでなく、鏡視下手術や血管バイパス手術も行っています。眼科治療では県下でも希少な硝子体手術を行える施設となりました。また平成25年4月より、患者さまからの、要望の強い耳鼻咽喉科を開設いたしました。更に病院に勤務する医師や看護師さんが、安心して仕事と育児の両立ができるような、働きやすい職場環境の充実を目指し、念願の院内保育施設が、平成25年1月に開園しました。
 一方で、介護保険に対応したアフターケア部門の充実を図り、デイケアや訪問看護ステーション、地域包括支援センターを併設しました。平成17年には回復期リハビリテーション病棟を開設し、当院の診療機能はより充実したものになったと思います。
 患者さまが受ける医療は高質・均質でなければならないこと。地域に根ざした医療を通じ、心のふれあいを大切にし、当院の理念である「愛され信頼され選ばれる病院」となるよう、努めてまいります。