診療科・医師紹介

眼科


診療科について

診療方針

病態を的確に把握し、治療に際しては患者さまの立場で考え信頼される医療を提供いたします。

 

診療科の特色

 当科では、屈折異常、角結膜疾患、白内障、緑内障、眼底疾患などの一般診療を行うとともに、視能訓練士によるロービジョンケアも行っています。手術に関しては、総手術件数の80~90%が白内障手術で、主に小切開による超音波吸引術を施していますが、総合病院であるため全身疾患のある患者さまも多く、入院手術を原則としています。

 

〈対応疾患〉(主な疾患)

屈折異常、斜視・弱視、角結膜疾患、白内障、緑内障、糖尿病性網膜症、網膜裂孔、網膜静脈閉塞症

 

〈外来診療〉治療

 一般診療は午前中、特殊検査、光凝固等は月曜日の午前中及び月・火・金曜日の午後に行っています。なるべく待ち時間を少なくするよう、再診の患者さまは基本的に予約制とさせていただいています。

 

〈入院診療〉治療

 主に手術治療を中心に行っています。入院は、原則として手術前日または手術当日の午前中にしていただき、その午後に行います。術後の経過にもよりますが、経過がよければ手術の翌日に退院可能です。

 

〈実施可能検査〉

眼科一般検査、斜視弱視検査、蛍光眼底色彩検査、網膜電図、ロービジョンケア

 

実施可能手術

白内障手術、緑内障手術、斜視手術、レーザー治療(糖尿病性網膜症、網膜裂孔、網膜静脈閉塞症 など)

 

その他

◇ロービジョンケア

 「眼の病気だから仕方がない」と、やりたいことをあきらめている方や日常生活に不自由を感じている方もいらっしゃると思います。そのような方に対し、当科では視能訓練士を中心に「ロービジョンケア」を積極的に行なっています。 
 ロービジョンとは、眼に関わる病気によって視力・視野など、眼のあらゆる視機能が低下している状態を意味しています。ロービジョンにより日常生活に支障をきたすような場合すべてが「ロービジョンケア」の対象となり、視機能障害によって生じるQOLの低下を予防し、高めることを目的としています。
 主に視覚的補助具(以下補助具)の紹介や選定・使用練習、日常生活における工夫やアドバイス、社会福祉制度の情報提供などを行なっています。
 次に補助具についてご紹介します。
 補助具の選定では、正確な屈折異常と矯正視力を調べた後、疾患、病態、年齢、環境、用途などを考慮し補助具を実際に使用しながら適切なものを選んでいきます。近くを見るための補助具のひとつとして「拡大鏡」があります。今、お持ちの眼鏡や市販の拡大鏡では見えにくい、使いにくい場合でも、適切な補助具の選択や使用法の指導により、ご本人が思っている以上に見やすく、使いやすくなることがあります。また、持ち運びには不向きですが小型カメラで写した映像をテレビに拡大して映す「拡大読書器」もあります。
 この補助具によって、字の読み書きだけでなく、自分で爪を切ったりすることもできます。他にも、眼の病気からくる、まぶしさ・ちらつきに対して有効な「遮光眼鏡」、駅の時刻表や観劇など主に遠方視に使用する「単眼鏡」・「双眼鏡」などの補助具があります。ただ、これらの便利な補助具にも限界があります。拡大鏡では、高倍率ほど視野が狭く焦点距離も極端に近くなりますし、遠くや中間距離を見る補助具は使用にあたって少し練習が必要です。また、視野を広げる有効な補助具はないということです。このような問題点のため、ご希望通りにならないこともありますが、どのような場合でも何か違った方法で改善を目指すなど、少しでもお役に立ちたいと思っています。

〈受診方法〉
 ロービジョンケアを受ける前に医学的診断が必要なので、かかりつけの眼科からの紹介があれば予約できます。それ以外の方は月~金曜日の午前中に当科の外来診察が必要になります。1回に1時間から1時間半かかりますので、水・木曜日の午後、予約制とさせていただいています。
*詳しくは当眼科外来にお問い合わせ下さい。

 

◇斜視・弱視について

 斜視・弱視の患者さまは乳幼児が殆どです。斜視・弱視の検査や訓練は専門知識と技術、経験が必要です。当院では、斜視・弱視に対する検査、訓練指導を視能訓練士と共に行っています。
 検査や治療は本人に負担をかけることも少なくありません。当院では必要以上の負担をかけないように心がけながら、最良の治療ができるように努めています。
 眼科でいう「弱視」とは、何らかの原因によって視力が十分に発達していない状態です。視力が正常に発育するためには「視覚の感受性期間※2」に常に両眼の網膜にピントの合った像が映ることが必要です。生直後あるいは乳幼児期に網膜に映る像をぼかすような病気があると、視力の発達に悪影響を与えます。 
 弱視治療は、この「視覚の感受性期間」に行う必要があります。弱視の原因や症例にもよりますが、適切な時期に適切な治療を行えば正常視力を得やすくなります。屈折異常(遠視・近視・乱視)が原因と考えられる場合は、詳しい屈折検査(特殊な目薬を使用して検査します)によって処方された眼鏡を常用します。また、片眼の弱視では必要に応じて決められた時間の遮閉訓練(良い方の目を隠す訓練で、アイパッチとも言います)を行います。
※2視覚の感受性期間
(視覚は生後、ものを見ることで発達していきます。この発達期間は感受性が強く、視覚環境の影響を受ける未熟な期間で、生後2週間くらいから8歳頃まで続きます。)
斜視とは 物を見ているときなどに、片方の眼が違う方向を向いている状態です。斜視にも様々なタイプがあり、状態や程度も患者さまによって違うため、それぞれの患者さまにあった検査を行って治療方針を決めていきます。
原因に屈折異常が関係している事も多く、なかには眼鏡装用によって斜視が治るものもあるため、必要に応じて詳しい屈折検査を行います。手術が有効な場合は、本人または家族の希望を優先し手術を考えます。また、適応があれば斜視に対する訓練も行います。

 

医師紹介

眼科 担当医師

氏名
カタオカ モト
片岡 基
(眼科部長)


PROFILE
患者さんの立場になって考え、信頼される医療を行いたいと思います。

専門
眼科一般

出身大学
三重大学
卒年S.63年


専門医など

日本眼科学会専門医

(その他)
臨床研修指導医養成講習会修了者
 
氏名
クゼ マナミ
久瀬 真奈美
(眼科医長)


PROFILE
長い間、三重県及び愛知県の大学病院で臨床と研究、教育に携わって来ました。
この経験より、難治性から日常的疾患、子供・赤ちゃんから高齢者、診察からカウンセリングまで、何でも対応いたします。
一生懸命、心を込めて診察いたします。
 

専門
小児眼科、網膜疾患、ドライアイ、緑内障、眼形成、神経眼科(ボトックス治療含む)
出身大学
愛知医科大学
卒年 S.62年


専門医など

日本眼科学会専門医 

(その他)
臨床研修指導医養成講習会修了者

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