放射線部

PET-CT検査

PET-CT検査とは

PET-CT検査はPET(Positron Emission Tomography:陽電子断層撮影法)とCT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影法)を組み合わせた検査です。 PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む性質を利用して、ブドウ糖にフッ素-18(18F)という極微量の放射線放出物質をくっつけた薬剤(FDG)を体内に注射します。するとがん細胞は正常な細胞より多くのFDGを取り込みます。

そこから出てくる放射線をPETカメラでとらえて、がん細胞の位置や大きさや進行の度合いを調べます。これに臓器やがんの細かな形態(形や大きさ)を見るのが得意なCT検査を同時に行うことで、さらに診断能を高めたのがPET-CT検査です。

 

PET-CTの流れ  

検査前

検査前日および当日は、激しい運動をしないようにして下さい。検査の6時間前より絶食です。お水は飲んでも構いません。

問診・説明

検査の説明や、絶食等の確認をさせて頂きます。

検査についてわからないことや不安なことがあればお聞きください。

更衣

専用の検査着に着替えて頂きます。

 
体重・血糖値測定

検査を行う上で必要な体重や血糖値を測定します。血糖値結果によっては、当日検査が行えないことがありますので、ご了承ください。

 
注射

ブドウ糖類似物質であるFDGという放射性医薬品を静脈注射します。

安静・待機

FDGが全身に行き渡るまで約1時間程安静にして頂きます。この間は動かずリラックスしてお待ちください。(お水を飲んで頂きます。)

排尿

余分なFDGが尿と共に膀胱に溜まっているため、排尿して頂きます。

検査

撮影台で20~30分間静かに寝て撮影します。

回復

画像確認と体内の放射線量を少なくするため約30分ほど休んで頂きます。

必要に応じて2回目の追加撮影を行う場合があります。

検査終了

当日は受付から会計まで、2~3時間かかります。

 

 

PET-CT検査での注意点

  1. 検査6時間前から絶食してください。
    PET-CT検査は身体内のブドウ糖代謝をみる検査ですので、食事や飲みもの(糖分を含むもの)が検査に大きく影響します。ただし、お水やお茶は飲んで頂いてもかまいません。
  2.  

  3. 検査前日から当日にかけて必要以上の運動はさけてください。
    激しい運動は身体の糖代謝を活発にするため、正しい検査結果が出ない恐れがありますので、避けてください。
  4.  

  5. 糖尿病の方や血糖値の高い方は申し出てください。
    糖尿病の方などで当日の血糖値が高い場合(200mg/dl以上)、薬が筋肉に集まり正確な診断結果が得られないことがあります。また、糖尿病薬の内服やインシュリン注射は検査の6時間前から使用を控えて頂きます。検査当日の血糖測定で血糖値が高い場合には検査を中止させて頂く場合がございます。
  6.  

  7. PET-CT検査を受ける1週間前から胃や大腸などのバリウム検査は行わないでください。
  8.  

  9. 妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方は申し出てください。
    被ばくを伴う検査ですので妊娠中または妊娠の可能性のある方は原則検査を行えません。授乳中の方は検査後24時間、授乳を控えて頂きます。

 

※被ばくについて
放射性医薬品を使用するため、わずかな放射線被ばくがあります。1回のPET-CT検査で受ける被ばく線量は、PETで約3.5mSv(胃のバリウム検査と同等)、CTで約10mSv、あわせて約13.5mSvの線量です。この検査で放射線障害がおこることはありません。 検査が終了しても、体内から微量の放射線が放出されています。
この放射線が完全になくなるまでには24時間程度かかるため、その間の人ごみへの外出は、できるだけお控えください。また少なくとも12時間は、妊婦・乳幼児との緊密な接触もお控えください。

 

※キャンセルについて
原則、当日のキャンセルや検査時間の変更はできませんので、時間厳守で来院してください。

※その他
検査当日は水かお茶をご持参ください。 検査薬は当日に輸送されます。天候や交通状況などで検査薬が届かない場合や、検査装置の不具合などで検査が遅れること、または中止せざるを得ないことがございます。 このような場合、ご連絡をいたしますので、ご了承ください。

 

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